
TOP > ワーク・ライフバランス情報局 > ■長時間労働は認知症発症の原因?■
2011.08.02
みなさんこんにちは、ワーク・ライフバランスコンサルタントの深堀雅史です。
認知症の症状や原因について少しでもご存知の方の中には、
タイトルを読まれて意外に思われた方もいるのではないでしょうか。
というのも、よく言われる認知症発症のタイミングといえば
「パートナーが亡くなり話相手がいなくなった」
「定年退職後に自分の趣味も無く、家にいるだけになった」といった、
『何もしなくなって脳を使わなくなるから』というものですよね。
だからといって「若いうちからたくさん働いて脳を使っておけばいいのか」というと、そうでもないようです。
フィンランドの労働衛生機関が英国の公務員を対象に行った追跡調査に基づく研究によると、
「1 週間あたり55 時間以上働いた」というグループは、
「1週間あたり40 時間以下」のグループよりも
知力テストで語彙力と論理思考力の成績が大幅に低下した、という結果が出たのだそうです。
長時間労働が睡眠時間の減少等の不健康なライフスタイルを作り、
それによって健康状態が低下したことに起因するのではないかとのこと。
労働時間の長さと将来の認識機能障害や認知症の発生率の関連が証明されているのです。
仕事の生産性を上げて定時に帰り、離れて暮らすひとり暮らしの親と会話する時間を作ることで、
自分自身の長時間労働とその先にある将来の認知症発症の可能性を低めてくれるばかりではなく、
会話の減った親の認知症(要介護)までも防いでくれるとしたら、
それは素敵なワーク・ライフバランスの形といえるのではないでしょうか。
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